私たちの毎日の生活に欠かせない「やきもの」
暮らしを彩り気持ちを豊かにしてくれます。
生活食器、伝統工芸品、美術品…
やきものの専門店が伝えたい一品
お使いいただければ幸いです。

やきもののご紹介RECOMMEND

飯碗MESHIWAN

食器と聞いて一番最初に思い浮かべるのは「ご飯茶碗」ではないでしょうか?
本来は飯碗なのですが「おちゃわん」といいます。日本の食文化の変化の中で、自然とご飯を盛る器がお茶碗と定着し、食器を売るお店は「ちゃわん屋」と呼ばれました。豊富な種類の飯碗があってこその「ちゃわん屋」です。
当店は有田焼や波佐見焼、清水焼の飯碗をたくさん取り揃えております。毎日使うご飯茶碗-お気に入りの一品をお探しください。

波佐⾒焼HASAMIYAKI

デイリーユース―毎日使えて活躍する食器です。
全国陶磁器の産地は50以上ありますが、当店が長く販売を続けているのやきものが「波佐見焼」です。「波佐見焼」は肥前地域で作られるやきもので、窯元は100を数え全国の食器生産量の20%近くを占めます。窯元の特徴や個性も色々でおしゃれで使いやすい食器の生産が日々行われております。
GWに開催される陶器市の人気も高く50万人を越える方が来訪し列をなす賑わいをみせております。

常滑焼 急須TOKONAMEYAKI

急須はお茶を淹れるための道具ですが、持ち手が横についている横手型は日本独自の形状であることをご存じでしょうか?
中国や欧米圏でティーポットとは後手型であり、茶器が伝来してより時代を経て現在の急須の形となりました。当店のお勧めは長い歴史をもつ常滑焼の品。常滑焼急須でお茶を淹れるとお茶の渋みを吸着し、まろやかな甘みのある味を引き出すお手伝いをしてくれます。
使い易い急須で美味しいお茶を飲んで毎日を健康にお過ごし下さい。

常滑焼 玉龍 急須TOKONAMEYAKI

常滑焼急須は鋳込み造りと手造りに分けられますが手造り急須はロクロ技術に長じた熟練工のみができる作業です。
指先を器用に駆使して胴体・注口・持手・蓋という4つのパーツをそれぞれロクロ引きした後、バランスよく成型します。焼成し仕上げをすると身と蓋がピタリと合います。大きさや形は様々にありますが「朱泥」こそ伝統色。
手造り急須でお茶を召し上がっていただければ、どんなお茶もより美味しくいただけます。

常滑焼 友仙 急須TOKONAMEYAKI

常滑焼の急須を造る名工と呼ばれる作家の一人が小西友仙さんです。
この工房では練込(ねりこみ)といって朱や緑の土を合わせ用いて急須が造られます。繊細に薄くロクロ引きがされた急須を乾燥させた後に無数のカットを丁寧に施し焼成します。完成した急須を手に取ると急須の軽さに驚かされます。素朴でいて温かな人柄の友仙さんの急須こそ職人芸とよべるものでしょう。
店頭でも随時急須だけでなく土瓶、湯呑やフリーカップの取り扱いも行っています。

古伊万里 茶器揃えKOIMARI

「茶器揃え」現代の生活では馴染みがなくなってしまった土瓶と5つの汲出碗。茶たくに汲出碗を重ね茶を淹れる―大切なお客様をもてなす道具として愛用されていました。結納の席で出される桜茶にも使われていますね。
揃えの茶器を使う慣習がなくなりつつある昨今ですが、海外のお客様からの人気№1の商品です。日本でうけたおもてなしをお土産にできる「様式美」の魅力があるのではないでしょうか?「温故知新」日本の様式美を感じてください。

清水焼KIYOMIZUYAKI

京都は日本のやきもののふるさとと言われます。仁清や乾山など時代的な巨匠、繊細な絵付けの清水焼、茶道具としての楽焼など多種多彩。現在でもロクロ引きから絵付と丁寧な作業が行われており、造られるうつわは感動を与えます。また京の料理人がみせる器の遣いかたも驚かされます。京都で懐石料理を召し上がることがあれば、料理とともにうつわをお楽しみ下さい。うつわが料理をさらに引き立て「京焼・清水焼」の奥深さを体験できることでしょう。

九谷焼 招き猫KUTANIYAKI

商売繁盛や千客万来の願いを込めて飾られる招き猫。縁起物として家庭やお店で飾られる方も多いのではないでしょうか?当店は九谷焼の縁起招き猫が好評です。九谷焼で描かれる鮮やかな五彩の絵の具色はとても華やかで際立ちます。店舗では大きさも色も多様に取り揃えております。余談ですが招き猫は浅草の今戸町で作られてたという説もあるそうで、縁結びで有名な今戸神社の本殿横には2体の石なで猫が仲良く鎮座しています。

山中塗 欅 汁椀KEYAKI

食卓に欠かせない汁椀。近年では食洗器や電子レンジに対応したものも種類を増えてきております。お奨めは天然木を漆塗りで仕上げた品で使い心地に優れ丈夫で長く使うことができます。かつて漆器は「japan」と言われヨーロッパなど世界で愛されるほどの工芸品でした。陶磁器と同じように培われてきた技術と伝統-当店は山中塗や会津塗の汁椀や若狭塗の箸などの取り扱いもございます。皆様の食卓にあった一品をお求めください。

お稽古用抹茶碗MACCHAWAN

気軽に抹茶を楽しんでいただきたい!と思いをこめオリジナルの抹茶碗をつくりました。やきものの生産量日本一を誇る陶都「美濃焼」窯元の協力をいただき様々な釉薬を使った碗を初めての方でも使ってもらえるよう「お稽古用抹茶碗」とネーミング。気取らずに好きなシーンで抹茶を楽しんでいただくのに最適な自信の一品です。織部、志野、備前風など伝統色から斬新なトルコブルーをあしらったものが人気です。他の茶道具については店頭にてお尋ねください。

南部鉄器NANBUTEKKI

南部鉄器は17世紀ころから岩手県でつくられてきた鉄鋳物の工芸品です。工房はまさに鉄火場でたいへんな熱さの中、80もの工程を経て商品が製造されます。鉄瓶というと重厚な黒をイメージしますが、近年ではカラフルに装飾された急須もあり、海外でも大変な人気です。豆知識ですが鉄瓶で沸かした湯は補助的に鉄分補給も兼ねることができます。鉄瓶急須は内側にホーロー加工が施してありますので直火はご遠慮ください。

逸品ONLYONE

「逸品」とは特に優れたものの意ですが、私たちは「やきものの逸品」をひとつしかない品という意味で捉えます。なぜなら優れた作者でも全く同じ商品を生み出すことが非常に難しいためです。例をあげると焼成するときの気温や湿度の違いだけでも大きな影響を与えるので、窯を開かないと仕上がりはわからないのです。「逸品」の魅力は品の良し悪しだけではなく作品にこめられた想いそのものです。当店一押しの「逸品」ご紹介します。